志水 秀行(シミズ ヒデユキ)
栃木県宇都宮市生まれ。
転勤族の父親のもと、名古屋~金沢~福岡~広島と各地を転々とする。大学進学を機に大阪へ。卒業後アパレルメーカーに入社、営業として5年間勤務。
2000年 「もっとものづくりに関わりたい」と27歳で退社。靴学校(西成製靴塾)~イタリア短期留学を経て靴職人に。
2003年 靴学校の同窓生とcaboche(カボシェ)を立ち上げる。翌年から紳士注文靴の受注を開始。デザイン、パターンおよび縫製を担当する。
2009年 この頃からなんとなく革小物の製作を始める。
靴の顧客にちょっとしたプレゼントができたらいいなと思ったのがきっかけ。この年に拠点を現在の昭和町(大阪市)に移す。
2012年 相方の独立を機に注文靴の製作を休止。
以降、靴パタンナー・製甲師・靴教室講師として活動するかたわら、自ら企画した革小物の製作・販売を主にネットを通して行うように。
2014年 春先に突如体調を崩す。軽く考えていたが、病院で処方された薬が合わずかえって重症化。以降6年もの長きにわたって、薬の副作用や薬をやめたことによるリバウンドに苦しむ。心身ともにダメージが大きく、なかば引きこもりに。
2020年 ずいぶん体調も回復、活動を再開。春先からアトリエにて『革小物手縫いの会』を始める。帆布かばんの受注製作もスタート。